こんにちは、未来ファミリー株式会社のスタッフです。
今日は、訪問介護のお仕事の中で“ふと心に残った出来事”をお話しさせてください。
あるご利用者さまのお宅で、朝からとても笑顔が多いと感じたので、
「今日はご機嫌ですね」とお声がけすると、ご家族の方が
「実はね、昨日の夜、好きなラジオ番組を一緒に聴いたんですよ」
と教えてくれました。
そのご利用者さまは普段、表情の変化が小さく、私たちも“今日は調子がどうかな”と慎重に関わることが多い方です。
そんな方が、ラジオの話題になるとほんの少し眉毛が上がって、口元がやわらかくなるんです。
その表情に気づいたとき、
「人が元気になる理由って、さまざまでいろんなところにあるんだなぁ」
と、胸がじんわりあたたかくなりました。
医療的ケアや介護の場面は、専門的で緊張感のある毎日です。
でもその中にも、
“その人らしさ” “好きだったもの” “心がふっと動く瞬間” があって、それが生活の力になっている。
私たち介護士の仕事は、その小さな変化を見つけることでもあるのだと、改めて気づかされた一日でした。
これからも、ご本人様とご家族様が「その人らしく」暮らせるように、そばでしっかり寄り添っていきたいと思っています。
読んでくださり、ありがとうございました。
また日常の中の“良かったこと”をお届けしますね。




